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株式会社 太洋社(たいようしゃ、) は、かつて東京都千代田区に本社を置いていた、出版物専門商社。 == 概要 == * 1953年8月 - 創立 * 2016年2月5日 - 取引先に対して自主廃業を通知。 * 2016年3月15日 - 自主廃業を断念、東京地方裁判所も破産を申請し、即日開始決定を受ける 芳林堂書店に対する売掛金12億円の内3億円相当は在庫品の換金処分で回収し、約1億円に関しては担保物件の処分で回収したものの、残り8億円に関して破産の為回収のめどが立たず資金計画に齟齬を来した模様。 営業継続する書店の96.5%の仕入れ先変更に関して目途がついたため、これ以上出来る方法が無いとして3月1日付で各出版社に納品停止を要請し、3月15日自己破産を申請した。しかし帳合い変更に伴う売掛金約2億円の回収のめどが立っていない〔ご報告とお詫び 太洋社 2016年3月15日〕。 書籍・雑誌・教科書・ステーショナリーなどの取次販売を手がけており、中でも「コミックの太洋社」と称されるように漫画関連に強みをもっていた〔「コミックの太洋社」と呼ばれた出版取次業者・太洋社が自主廃業を視野に ,ITmedia,2016年2月5日〕。ピーク時の2005年6月期に年売上高約486億6721万円を計上していたが、バブル崩壊移行の出版不況の影響や、取次業者との競争が激化した影響で取次業者を変更した書店も相次ぎ〔、ネット通販・電子書籍の普及を受けて得意先の中小書店への売上が落ち込み、取扱出版物も次第に減少、業績が低迷し赤字が散発するようになっていた〔。 自主廃業の通知に伴い、以下のように複数の書店が廃業・破産に追い込まれている。鈴木書店(後のJRC)や栗田出版販売など、過去の取次業者の倒産時にはこのような事象は発生しておらず、その特異性が話題となっている〔芳林堂も破産、書店閉店が止まらない日本--書店復活の米国との違いとは? - CNET Japan・2016年2月26日〕〔太洋社の自主廃業に連鎖した書店の倒産・休廃業調査 - 東京商工リサーチ・2016年2月26日〕。 * 友朋堂書店(茨城県つくば市) * ひょうたん書店(鹿児島県鹿児島市) - 通販は継続。 * ブックランドあいむ(愛知県豊橋市) * ブックス書泉(熊本県熊本市) * 愛書堂書店(埼玉県さいたま市) * 精文館書店(富山県富山市) * Books読書人(長崎県長崎市) * アミ書店(福岡県北九州市) * 芳林堂書店(東京都豊島区) - 会社名をS企画に変更して自己破産申請。外商部は「株式会社芳林堂書店外商部」を設立して独立、店舗は書泉に事業譲渡して営業継続〔株式会社芳林堂書店 破産手続き開始決定受ける - 帝国データバンク・2016年2月26日〕 * 興文堂書店・高知出版販売(高知県高知市)〔大型倒産速報 興文堂書店ほか1社 東京商工リサーチ 2016年4月1日〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「太洋社 (出版取次)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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